修理から始まるグレードアップカスタム。軽キャンピングカーインディーをオーナー様好みの軽キャンに!ソーラーパネルも交換です!

当然ですが軽キャンピングカーも乗り続けると、壊れることがあります。

さて今回は、「ソーラーパネルが充電しない、直して欲しい。」

こんな問い合わせから、始まりました。

お話を聞いていると、お客様ご自身でご不満を解決しようとじっくり調査を続けてきたようで。今尾電機で

少しばかり補助させていただきながら、不満点を改善して心機一転を目指した作業ブログです。

軽キャンピングカー、インディー。

普段からキャブコンとか、よく見てますので本当にミニキャンピングカーみたいで可愛らしいです。

このインディーにはすでにソーラーパネル、外部充電、FFヒーター、サブバッテリーなど。

基本的なものは取り付けされておりました。

ソーラーパネルに関しては、安価な海外製が装着されておりました。

さて、今回のご依頼(不満点)は

ソーラーパネルが壊れている、これを機会にしっかりしたものに交換したい

サブバッテリーの容量が「簡単に」わかるようにしたい

インバーターの容量を増やしたい、それに加えてコンセントも増設したい

ポータブル電源の充電専用にシガーを増設して欲しい

よ〜し、今回も頑張ります!

毎度定番、社内打ち合わせ。

私から提案→それは無理でしょ〜→それに対してまた私から注文→その注文に閉口

大体、こんな流れです^^

工場のみんなに感謝ですね、打ち合わせ内容は以下の通りです。

目次

取り付け前の状態と、全体的な作業内容

まずは、今回の本懐。ソーラーパネルの交換。

某ネット通販でお安く購入した海外製ソーラーパネルですが、全く発電しない今となっては無用の長物。

外してしまいましょう。

お客様持ち込みの大容量インバーター。

しかし、ご覧の通りのサイズですので問題はどこに置くか。

この問題はちょっと後で考えます。

走行充電器に、オプション品で取り付けられていたアナログのバッテリーメーター。

勿論通常は使用不可ですが、配線の方をちょこっと改造して汎用品にします。

以前にもデジタルメーターが取り付けられておりましたが、いまいちわかりにくいとのことで。

わかります、僕もアナログ派。

車両にはすでにコンセントが二口供えられておりましたが

外部電源との接続のみで、普段は使用できません。エンジン停止時はインバーター本体への接続、もしくは

オーナー様が別で購入されたポータブル電源を使用しておりました。

今回は使用しないシンクの貯水タンク部にポータブル電源を埋め込む形で取り付けします。

あとはコンセントの増設ですね!

勿論、インバーターは埋め込みしたいので配線作業は必須でございます。

作業

今回は断熱などの大掛かりな作業はないので、作業写真は少なめ。

地道に配線作業を進めていきます。

ちなみにインバーターは埋め込みできました。

仮置きした薄型ソーラーパネルSX236

せっかくならと言うことで、完全なる上位互換薄型ソーラーパネル「SX236」を装着です。

OFFGRID様からご紹介いただきましたので。

236Wの出力でありながら驚異の

3kg!!!!

おっそろしい。

感覚、薄さ、重さ、何かに似てるなぁ〜〜

あっ!わかりましたよ

「下敷き」です!!!

なんにせよ、この薄さで236Wですから。すごいですねぇ

完成です。

外観は大きく変わっていませんが、機能自体はオーナー好みにブラッシュアップしております!

完成

まずは、アナログのバッテリーメーターですね。

まさにシンプル!!

緑だったら心配なし、赤になったら緊張する、みたいな。

メインスイッチは以前の機能ですので使えないのですが。

インバーター用の方が少し小さいですね。

外部電源コンセントのほかに、インバーター用のコンセントも増設です。

これで外部電源がない場所でも家電を惜しみなく使用できますね!

ちなみに、インバーターは完全に埋め込みましたのでスイッチは別の場所で制御します。

もともと取り付けられていた6連スイッチボードの一番端が空いておりましたので

改造して、その部分をインバーター用スイッチにしました。

やっぱりここにまとめられていた方がカッコいいですよね。

シンクは全く使いませんので、タンクを抜いて。

ポータブル充電用のスペースを増設です。

後はこのシガーのところに電源を接続すれば充電開始です。

ソーラーパネルも取り付け完了でございます。

今回のシステムで合計三つの充電手段、つまり

野外で太陽光を受け発電するソーラーパネル

RVポートで外部電源を使って充電する外部充電

エンジン始動時、走行中に充電する走行充電

この三つで常にサブバッテリーを充電します。

その電力を使って

ポータブル電源の充電

インバーターを使用して、家電の使用

この二つを動かすと言うわけです。

後はもともと取り付けられていた電装部品の制御方法やスペックをお伝えさせていただき

作業完了でございます。

今回も長い間、お預かりさせていただきました。

改めまして、ご依頼ありがとうございました!

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