終のクルマとなるエブリイ、必要なものを必要なだけ取り付けて車中泊仕様に!~断熱編~

皆様いつもお世話になっております。今週は雨が続いておりますね。

長くなりすぎるキャンピングカーブログですが、今回から分けて掲載しようと思います。

自分で自分のブログを読むことがありますが、長すぎてゲッソリ。

執筆側も大変ですが、読む側も大変ですよね。分けます。

さて、今回ですがお車はエブリイ。まずは断熱編。

ということで、コンセプトから始めていきましょう。

目次

終のクルマ、そして旅するクルマ

終のクルマ。

長く様々な車に乗ってきましたが定年退職と共にこのエブリイで全国を回るのがオーナー様の夢です。

コンセプトを聞いて、何度か打ち合わせをしていく中で私もまた。

その夢に魅せられてしまいました。

お客様

必要なものを必要なだけ!豪華な装備は要らない、旅する車にしたい!

豪華絢爛、装備満タンではない、シンプルで、だけど使いやすい旅車。

そうです、今尾電機が作りたいのは、そういう旅車です。

旅においては必要最小限こそが美学です。

今回取り付ける部品は、そんな好きなコンセプトから決まっていきました。

最小限といえど最大限の装備品

  1. 12Vエアコン
  2. べバスト製FFヒーター
  3. リチウムイオンバッテリー
  4. 充電設備
  5. インバーター
  6. 防音断熱

各部品の説明、詳細な思いはキャンピングカー編に譲るとして。

作業担当

まずは、断熱作業から。

いざ、防音断熱

ドアから。三層構造

作業担当

エブリイは鉄板ペラペラ、その割には構造が複雑で、防音断熱はちょっと大変。

ごまかしようのない作業。

相変わらず、なんの変哲もない超アナログの作業。同時に、ごまかしようのない分野です。

施工がしっかりできているかどうかは、見るだけでわかる。それは作業者にとって本当に苦痛なことだと思います。

作業担当

現在エブリイのドアは三層構造にて施工。

作業担当

外側に防音、内側は断熱層。そして最後は内張への施工。

うまいこと貼っていきますね~。

ただドアロックモーターの兼ね合い等もあるので、少し張りにくい、貼れない部分もあるそうです。

作業担当

とにかく手が入らないとどうしようもない。

三層構造はシビアな調整必須。

三層構造、最後の層はドアの内張り。

しかし二層構造そのものにも分厚さがあるため、ドア内張への施工量は細心の注意が必要

なにしろ、コストダウン諸々でエブリイは内装のハマリが弱い。

少しの違いで、内装のハマリが変わります。

裏面。

作業担当

ほらね隙がないでしょ、凹凸にもフィットするように~etc

先ほどごまかしようのない作業と言いましたが、ごまかす気がまったくない作業員は本当にすごいと思います。

こだわりとか細かい云々の前に普通に尊敬。

キャンピング部門も同時進行中ですので、先に荷室以外の部分を終わらせていきます。

これからが本番、車両断熱施工

エブリイ然り、フロントエンジンルームは内装のハマリやフロアマットの

組み上げが結構シビアなので、防音一層構造の時もあり。

作業担当

お客様との打ち合わせ結果や、施工時に判断していきます。

ピラー全域と天井施工

回を追うごとに変態度が増していくピラー断熱。

確かにほぼ隙間がない。というか、ピラーって断熱するもんなのか。

という言葉は禁句。

特殊条件、天張り完全固定済み

うお。

なんか天井いつもより気合入ってんね。

作業担当

すでにお客様のほうが天張りをビスで止めてたから、天張り材のハマリは考慮せずに、結構本気で敷き詰めてみた。

考えなしなようにも見えますが、ちゃんと閉まる最大限の量に調整済み。

え、Aピラーもばっちりやな。

当然。

ちょっとすでにバッテリーが載せられていますが、今回はここまでが防音断熱施工の領域。

作業担当

なんか前回の防音断熱記事より写真少なくない?(#^ω^)

いや、まぁ・・・ほかの作業もあったから。許して( ^ω^)・・・

次回、電装品と完成編!

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