軽キャンピングカー、アトレーにサブバッテリーモニター後付!部品は安い、入手性もいい、便利、取付けは「ちゃんとするなら」ベリーハード。

皆様、お元気ですか。私は溶けそうです。

今回はサブバッテリーモニターの取付です。

電装部品あるあるなのですが、安くて便利なものって概して「ちゃんと」取り付けるのが難しい傾向にあります。

キャンピングカーにおける筆頭がサブバッテリーモニター。

Renogy製です。

車両はアトレー。右下に刻印がある通りステージ21様のリゾートデュオでございます。

当然完成している車両であり、様々な電装品が取り付けられています。

サブバッテリーモニター取付は、車両電装品の確認から始まります。

何がどこに取付けられていて、作動条件はなにか。

サブバッテリーモニターはその性質上、何らかの電装品を使用した時に、どれくらいの電力を使用しているのかの計測を機能として持っています。

そのため、「何らか」の電装品の動作、装備状態が分からないと

あれ?動かしてるのにメーターが動かない?

ということになってしまうんですね。

実はお客様も把握してない電装品がある場合もありますから。しっかり確認しなければ・・・

電装品の把握が全て完了しましたら、お次は配線作業に移ります。

ここで問題、大変なことがあります。

さきほど

サブバッテリーモニターはその性質上、何らかの電装品を使用した時に、どれくらいの電力を使用しているのかの計測を機能として持っています。

といいました。

すなわち、計測するためにはすべての電装品がモニターに接続されている必要がある。ということです。

これが地味に大変。

普通、完成されたキャンピングカーの電装周りは配線の無駄がなく、整理整頓された見た目をしております

そこにいままでなかったモニター、全て接続するため、配線をすべてほどき接続する必要があるのです。

技術的にハードルが高いわけではないのですが、意外にも手間のかかる作業。

エクセルで作成した表に新しい項目を入れるようなものです。表が大きければ大きいほど、構成が複雑であるほど面倒くさいことになります。行を増やしたり、ずらしたり、フォント買えたり、印刷範囲変えたり、ああっ!考えるだけで嫌になってきました。

たまに配線の無駄がたくさんある電装回りのキャンピングカーの場合がありますが、その場合はもっと手間がかかります。全部綺麗にしないといけないので。

とても地味で手間のかかる作業のため、写真の構図がほとんど変わりません。

作業の間は、ほぼこの状態。

配線の難関を超えて、次に大変なのが、モニター部の埋込。

キャンピングカーというのは、通常(稀にやばめなやつもいるんですが)綺麗にまとめられているため

何も考えず部品を後付すると、ものすごく浮いた見た目になってしまいます。

右上のモニター

今回のように、集中スイッチパネルが作られているなら、そこに埋め込めばいいだけ・・・

ですが、そもそも、その集中スイッチパネルもすでに完成しており、今回のようにぴったりハマらないこともあります。

加えて、このスイッチパネル周辺にまで配線を持っていくことの手間と言ったら。もう・・・

ちょっと不満、愚痴のようなブログになってしまいました。

いやぁ実はですね。バッテリーモニター取付の依頼をいただくことは多いのですが、その大変さはまったく知られてないと言いますか。

実際作業時間も1時間~7時間くらいと幅があり、事前見積もりも難易度高め。

その理由、ちゃんと残しておいたほうが良いかな。と思って執筆しました。

でもこれらの障害、というか難易度は「ちゃんと」施工した場合の話です。

むっちゃざっくり。例えば特定の配線だけ繋げばいいとか、モニターは転がしてもいいとか、配線処理はしなくていいとか。

そういう場合はスーパーイージーですよ!

そういう場合は、少ないっていうか、ほとんどないけどね!

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