前回はルーフクーラーに決定した経緯など、今回の作業内情をまとめました。

改めて作業内容は以下の通り。
易しくない。易しくないですよ。ルーフクーラー以外も。
油断すると作業納期は延びるばかり。
事前に計画をキッチリ立てて、少しでも作業納期を、無駄な配線を減らさなければ。

この作業の中で、まず軸に置かれるのは全面防音断熱。
ほぼどんな作業との組み合わせの場合でも、全面防音断熱は関連性があると考えていい。
なにしろ、車両ダッシュボード以外のすべての内装パーツを脱着しますので。
今回はルーフクーラーという大物が待ち構えていますので、一番最初にルーフ周辺を外していくことになります。
最悪なケース。そう、ルーフクーラーが取付できないケースがあり得るかもしれませんし・・・
どちらにせよルーフクーラーの作業次第で作業順番が変動する、内容が変わる作業もあるので。


まずはルーフの構造を見定めなければ。



思った通り、フレームが多数。
このフレームとフレームの間に、うまいことルーフクーラーが収まれば・・・
最善なんですけどね。

・・・

・・・

防音断熱進めていい?

検討は検討で。
作業はできる間にしておきます。




本当は三層構造、防音、断熱、断熱にしたいのですが、パワーウインドウの構成部品、もちろんガラスの上下もありますから、ドアは二層構造で施工します。


やっぱ室外機は・・・

無理だよなぁ・・・


あーだこーだ。


無情にも進んでいく防音断熱。

防音断熱が終わるまでには、ルーフクーラーの見立てを立てたい。


とにかく一度ルーフクーラーを載せてみる。
重量は問題ない。
あとはどれほどの穴を、どこに開けるのか。

穴あけ幅を何度も計測。
フレームを切るのか、切らないのか。
切るなら何本なのか。
切ったなら強度にどれほど影響があるのか。

室内のユニットパネル。
ある程度の位置を見定めたので、お客様にも報告しなくてはならない。
まじで完全になし。穴あけ寸法も図っているのは、そもそもそういった規格がないから。

どんどん進む防音断熱。

ついに床が開く。

まずい、このままでは・・・

ルーフクーラーを分解して、構造理解を進める。
室内機と室外機が一体というのは、カーエアコンでは考えられない形。
取り付けました、アフターはよくわかりません。では本当に済まないので、理解は必須事項。

何度も位置を確認します。あとは穴をあけて取付けるのみ。
基本的に外すことはもう・・・できない。


床下の防音施工がある程度、完了。
よし、それでは・・・

続く。