フリードにルーフクーラーとサブバッテリーシステム、そして全面防音断熱施工で車中泊仕様車に生まれ変わってもらいましょうか!第二話:ルーフクーラーの理解と防音断熱

前回はルーフクーラーに決定した経緯など、今回の作業内情をまとめました。

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今回からは本格的に作業を進めていくことになります。

改めて作業内容は以下の通り。

易しくない。易しくないですよ。ルーフクーラー以外も。

どの作業も、取付位置、配線内容、部品の連携などが複雑に絡み合ってます。

油断すると作業納期は延びるばかり。

事前に計画をキッチリ立てて、少しでも作業納期を、無駄な配線を減らさなければ。

この作業の中で、まず軸に置かれるのは全面防音断熱。

ほぼどんな作業との組み合わせの場合でも、全面防音断熱は関連性があると考えていい。

なにしろ、車両ダッシュボード以外のすべての内装パーツを脱着しますので。

今回はルーフクーラーという大物が待ち構えていますので、一番最初にルーフ周辺を外していくことになります。

最悪なケース。そう、ルーフクーラーが取付できないケースがあり得るかもしれませんし・・・

どちらにせよルーフクーラーの作業次第で作業順番が変動する、内容が変わる作業もあるので。

クーラー担当

まずはルーフの構造を見定めなければ。

思った通り、フレームが多数。

このフレームとフレームの間に、うまいことルーフクーラーが収まれば・・・

最善なんですけどね。

・・・

クーラー担当

・・・

防音断熱担当

防音断熱進めていい?

検討は検討で。

作業はできる間にしておきます。

防音断熱担当

本当は三層構造、防音、断熱、断熱にしたいのですが、パワーウインドウの構成部品、もちろんガラスの上下もありますから、ドアは二層構造で施工します。

やっぱ室外機は・・・

無理だよなぁ・・・

作業者二人撮影者(私)一人が検討、防音断熱は関係なく進んでいく

あーだこーだ。

無情にも進んでいく防音断熱。

防音断熱が終わるまでには、ルーフクーラーの見立てを立てたい。

とにかく一度ルーフクーラーを載せてみる。

重量は問題ない。

あとはどれほどの穴を、どこに開けるのか

穴あけ幅を何度も計測。

フレームを切るのか、切らないのか。

切るなら何本なのか。

切ったなら強度にどれほど影響があるのか。

室内のユニットパネル。

ある程度の位置を見定めたので、お客様にも報告しなくてはならない。

なお、ここまで書いてきませんでしたが、このルーフクーラーには取付説明書はありません。

まじで完全になし。穴あけ寸法も図っているのは、そもそもそういった規格がないから。

どんどん進む防音断熱。

ついに床が開く。

クーラー担当

まずい、このままでは・・・

ルーフクーラーを分解して、構造理解を進める。

そもそもこのルーフクーラーは、どうやって冷やしているのか。水抜きはどこなのか。大陽光の影響はあるのかないのか。

室内機と室外機が一体というのは、カーエアコンでは考えられない形。

取り付けました、アフターはよくわかりません。では本当に済まないので、理解は必須事項。

何度も位置を確認します。あとは穴をあけて取付けるのみ。

基本的に外すことはもう・・・できない。

床下の防音施工がある程度、完了。

よし、それでは・・・

続く。

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